みなさんこんにちは!今回は、だ液についてお話しします。
最近では歯周病など歯科関係の話題を多く耳にするようになりました。しかし、だ液についてあまり触れられていないようですが、是非この機会にだ液について知って頂きたいと思います。
だ液には七つの作用があることをご存知ですか?
デンプンを糖にする力・歯を守る力・歯を修復する力・味覚物質を溶かして味を感じるようにする力・食べ物を食べやすく一塊りにする力・細菌の量を減少させる力
実はこんなにも沢山の力があるんです。
減って気づく大切さ

現代人はだ液が出にくくなっていることをご存知でしょうか?現代、とても便利になりファーストフードや加工食品などの軟食化傾向が高まり、良く噛まなくても飲み込みやすいものが大変多くなっているからです。また現代社会と切り離せないストレスや薬の副作用(降圧剤・鎮痛薬など)が原因で、だ液の分泌は抑制されることがあります。
それら以外にも、今までと同じように生活をしているのにだ液が減った・と感じる方がいるかもしれません。実は、だ液の量は加齢によっても変わります。三十歳頃に唾液の管が成熟を迎えるのでその後から、だ液の量はだんだん減ってきます。六十歳〜七十歳以上になるとだ液の管の細胞そのものが減ってくると言われています。
極端にだ液の量が減ると、ドライマウスになってしまう恐れがあります。ドライマウスの可能性を秘めている方は800万人と言われており、現代病とも言われるほどです。また、更年期の女性にも多く見られると言われています。ドライマウスは、ただ口が渇くだけでは?と思われる方がいるかもしれませんが、ドライマウスになると、かなりの不快感があります。味覚障害、口が渇いて痛い、口が渇いて眠れないなどつらい思いをされている方もいらっしゃいます。
ドライマウスチェック
- 口の中が乾いた感じがする。だ液が出ない。
- 口の中がヒリヒリ痛む。
- 口が乾いて長くお話が続けられない。
- 食べ物が上手く飲み込めない。
- 舌や唇がひび割れる。
- 味覚が良く分からない。
- むし歯が増える。
これらの症状がみられるようであれば以下の事を試してみると良いかもしれません。
ドライマウスの対処法
- 禁煙・禁酒。
- 水を携帯し、こまめに水分をとる。(ただしお茶やコーヒーは脱水作用があるので注意!)
- キシリトールガムを噛む。
- 食事でよく咀嚼をする。
- クラッカーなど乾燥状食物を避ける。
- 口腔内湿潤剤を使用する(当院にもおいてあります。)
- だ液腺の近くを食前に指で押してマッサージをする。
だ液が出てくるおまじない
では、だ液を出してドライマウスを撃退していきましょう!

- ①舌を前に出します(3回)
- ②出した舌を左右に動かします(各3回)
- ③舌でくちびるをゆっくりなめます(3回)
だ液は、日常の工夫で分泌させる事が可能です。是非、積極的な予防を心がけて頂けたらと思います。ドライマウスでお悩みの方は声をお掛け下さい。